CONNECTION GUIDE

自分のサービスを、
この住所で公開する。

公開先に住所を登録し、banchiで接続先を設定します。購入前の確認から、ログインやフォームの動作確認まで、この順に進めてください。

最終確認:2026年9月6日 · ログイン不要

まず、公開先が対応しているか確認する

banchiが提供するのはサブドメインと接続先のDNS設定です。サイト・APIを動かすサーバーやホスティングはご自身で用意してください。通常のDNS接続では、閲覧者は公開先へ直接アクセスします。

GitHub Pages

実接続・HTTPSを確認済み

静的サイト向け。カスタムドメインと、必要に応じてGitHubの所有確認TXTを登録できます。サーバーAPIは別の公開先が必要です。

GitHub Pagesの手順

Cloudflare Pages

別アカウントとの実接続を確認済み

Pages側へカスタムドメインを先に追加します。接続先は、そのプロジェクトの pages.dev の値です。

Cloudflare Pagesの手順

その他のホスティング・VPS

Vercel・Netlifyは実測済み・自分のサーバー(VPS)は未実測

A・AAAA・CNAMEの接続先、Web用のTXT・CAAを設定できます。借りた住所での受付とHTTPSは公開先で用意してください。ネームサーバー変更やメール設定は対象外です。

Vercel · Netlify · 自分のサーバー

Cloudflare Workers・R2

現在の通常接続では未対応

Workersの独自ドメイン設定には管理権限など追加の条件があります。Madoの運営者用接続は一般向けの接続方法ではありません。利用予定の方は購入前にご相談ください。

理由とMadoとの違い

「独自ドメイン対応」と書かれた公開先でも、必要なDNSの種類や契約プランが異なります。公開先が表示する設定項目を、このページの対応範囲と照合してください。判断できない場合は購入前に相談できます

接続の4ステップ

  1. 公開先で、サイトを動く状態にする

    ホスティング標準のURLでサイトが開くことを確認します。カスタムドメインが使えるプランか、必要なDNSレコードが何かも確認してください。

  2. 借りた住所を、公開先へ登録する

    banchiの「住所一覧」→「住所の設定」からホスト名をコピーし、公開先の「Custom domain/独自ドメイン」に登録します。https:// や末尾のパスを付けず、ホスト名全体を入力します。

  3. banchiへ接続先の値を保存する

    「自分のホスティングにつなぐ」を選びます。公開先のプリセットならCNAMEの宛先またはIPv4を「接続先の値」へ貼り付けます。IPv6、複数IP、追加の名前、Web用TXT・CAAはDNSの個別設定を使います。DNSの接続先にパスやポート番号は付けません。

  4. HTTPSとアプリの動作を確認する

    公開先の証明書発行を待ち、banchiで再確認します。「接続済み」になったら新しい住所を開き、下の動作確認を行います。反映時間は公開先やDNSのキャッシュによって異なります。

banchiの診断はDNSとHTTPSの確認です。DNSの保存、HTTPSへの到達、トップページの正常応答を区別して表示します。ログイン成功、投稿完了、決済成功まで自動で確認するものではありません。

DNSを個別に設定する

住所の設定でDNSの個別設定を開き、公開先から指定された「種類・名前・値」を入力します。借りた住所が your-name.banchi.app の場合、名前は次のように指定します。

借りた住所そのもの
@ または your-name.banchi.app。この住所をrootと呼びます。
その配下の名前
www.your-name.banchi.appapi.dev.your-name.banchi.app_verify.your-name.banchi.app のように完全なホスト名を入力します。www だけの相対名、他の利用者の住所、*.your-name.banchi.app は指定できません。
A・AAAA
公開先のIPv4・IPv6を指定します。同じ名前の複数IPも設定できます。ローカルネットワーク専用IPや予約済みの一部アドレスは対象外です。
CNAME
公開先の完全なホスト名を指定します。同じ名前に別のレコードを置くことはできません。たとえばrootのCNAMEとrootのTXTは共存できず、別名の確認用TXTが必要です。
TXT
Webサービスの所有確認などに使います。証明書のDNS-01確認用TXTも入力できます。メール用SPF・DKIM・DMARCは対象外です。
CAA
公開先が指定する証明書発行者の設定です。例は 0 issue "letsencrypt.org"。実際に使う認証局と一致させてください。値を誤ると証明書の発行・更新を止める場合があります。

標準の上限は1住所あたり5件です。確認用TXTやCAA、banchiが自動で用意する案内用レコードも含みます。rootのA・AAAA・CNAMEをまだ指定しない場合は、案内用rootを1件補うため、ご自身で設定できるのは残り4件です。あとからrootの公開先を指定すると案内用レコードは自動で入れ替わります。案内用レコードを直接編集する必要はありません。

所有確認TXTだけを先に保存してから公開先を設定できます。配下のWebサイトだけを使うこともできますが、banchiのHTTPS診断対象はrootです。追加した名前ごとに、公開先へのホスト名登録・証明書・アプリの動作を確認してください。

DNS-01で証明書を自動更新したい場合

証明書発行者とACMEクライアントが対応していれば、_acme-challenge.your-name.banchi.app のCNAMEを、利用者が管理する確認用DNS名へ向ける方法があります。banchiの親ドメインや住所全体のNS委任とは異なります。同じ名前のTXTとCNAMEは共存できません。

委譲先へのTXT更新、秘密情報の管理、自動更新の運用は利用者側で用意します。この方法のbanchiからの通し発行・更新は未実証です。発行者とクライアントの公式手順を照合してください。Let's EncryptのDNS-01公式説明

DNS_SAVED
rootの公開先が未指定で、HTTPSの診断対象がない状態です。TXTなどの保存後は各レコードの反映状態を確認してください。Webサイトの公開完了を意味しません。
HTTPS_REACHED
rootのHTTPSに到達しましたが、401・403・404・405などの応答です。認証が必要なサイトやHEAD非対応のサイトもあるため、ブラウザで目的の機能を確認してください。
LIVE
rootのDNSが確認でき、HTTPSのHEADに200〜399が返っています。転送先の表示やログイン・投稿まで確認した結果ではありません。

公開先ごとの手順

GitHub Pages

  1. リポジトリの Settings → Pages で公開を有効にします。GitHub Freeではpublicリポジトリが必要です。公開範囲を変更する前に、ファイルとGit履歴に秘密情報がないことを確認してください。
  2. Pagesの Custom domain に借りたホスト名を登録します。
  3. banchiで「GitHub Pages」を選び、「接続先の値」に ユーザー名.github.io または 組織名.github.io を入力します。/リポジトリ名 は含めません。
  4. アカウント/組織のPages設定でドメイン所有確認を行う場合は、借りたホスト名を対象にして名前と値を取得します。banchiの「GitHubのユーザー名(または組織名)」と「確認用TXTの値」へ入力し、接続先の値と一緒に「この値でつなぐ」で保存します。_github-pages-challenge-名前.借りたホスト名 のTXTが反映されたら、GitHubのアカウント/組織のPages設定へ戻りVerifyを押してください。
  5. GitHub側でDNS確認と証明書発行が完了したら Enforce HTTPS を有効にします。所有確認用TXTは接続後も保持してください。

実例:つなぎ帳。GitHub Pages・所有確認・HTTPS強制・実ブラウザ操作を確認しています。

GitHub公式の接続手順 · 所有確認の手順

Cloudflare Pages

  1. Pagesプロジェクトを公開し、標準の プロジェクト名.pages.dev で動作を確認します。
  2. そのプロジェクトの Custom domains → Set up a custom domain で借りたホスト名を追加します。banchiのDNS保存より先に行ってください。
  3. banchiで「Cloudflare Pages」を選び、Pagesが示すCNAMEの宛先を「接続先の値」に保存します。接続レコードはDNS-onlyで作成されます。
  4. Pages側のドメインが有効になり、HTTPSが使えることを確認します。banchiで再確認し、必要なフォームやAPIも新しい住所で試してください。

借りたサブドメイン全体を、自分のCloudflareアカウントに新しい「サイト」として追加する手順ではありません。Pagesプロジェクトのカスタムドメインへ追加します。

Cloudflare Pages公式の接続手順

ここから先の3つは、公開先の公式手順とbanchiの入力制約を照合した内容です。banchiからの通し接続は未実測なので、公開先が実際に表示するレコードで確認してください。NS切替、メール用レコード、5件の上限を超える設定はそのままでは設定できません。要求されたレコードの名前と種類を添えて問い合わせてください。秘密鍵や認証トークンは送らないでください。

Vercel

2026-09-07に実際のVercelプロジェクトで接続・証明書発行・撤去まで確認済み

  1. Vercelのプロジェクト設定 Settings → Domains で借りたホスト名を追加します。
  2. Vercelが表示したCNAMEの値をそのままコピーします。プロジェクトごとに違う値(……vercel-dns-数字.com など)で、末尾まで正確に写します。
  3. banchiで「Vercel」を選び、「接続先の値」に貼って「この値でつなぐ」で保存します。サブドメインはCNAMEだけで、IPアドレスは使いません。
  4. Vercelが所有確認のTXT(_vercel.借りたホスト名)を表示したときだけ、その値を「確認用TXTの値」に貼ります。名前の部分はbanchiが組み立てます。表示されない場合は不要です。
  5. Vercel側の証明書発行を待ってから、banchiで再診断します。診断が「Vercel側にホスト名が未追加」と出ても、追加済みで証明書の発行待ちなだけのことがあります。数分待って再確認してください。

Vercel公式のドメイン追加 · 所有確認TXT

Netlify

2026-09-07に実際のNetlifyサイトで接続・証明書発行・撤去まで確認済み

  1. サイトの Domain management → Add a domain you already own で借りたホスト名を追加します。「banchi.appはこのNetlifyアカウントの所有ではない」という警告と、親ドメイン直下(root)への任意のTXT(subdomain-owner-verification)の案内が出ることがありますが、どちらも無視してそのまま追加を進めて問題ありません。
  2. Netlifyが案内するCNAMEの値(サイト名.netlify.app)をコピーします。
  3. banchiで「Netlify」を選び、「接続先の値」に貼って保存します。サブドメインはCNAMEだけです。
  4. 証明書はNetlifyがLet's Encryptで自動発行・自動更新します。banchi側の追加設定はありません。発行には数分かかることがあり、その間banchiの診断は「反映を待っています」の表示になります。数分待ってから再確認してください。

Netlify公式の外部DNS設定 · HTTPSの自動発行

自分のサーバー(VPS)

公式手順との照合のみ・通し接続は未実測

  1. Webサーバーの許可ホスト/virtual hostに、借りたホスト名を設定します。
  2. banchiで「その他(CNAME / IPv4)」を選び、サーバーのIPv4アドレスを「接続先の値」に貼ります。IPv6も使う場合はDNSの個別設定でAAAAを足します。
  3. サーバー側でCaddyかcertbotを動かします。80番ポートが外から届いていればHTTP-01で証明書が自動発行・自動更新され、banchi側の追加設定は要りません。
  4. ワイルドカード証明書が必要なときだけDNS-01になります。DNSの個別設定_acme-challenge.借りたホスト名 のTXTを手で入れてください。更新のたびに値の入れ替えが要ります。

Let's Encryptのチャレンジ種別 · Caddyの自動HTTPS · certbotの手順

Workers・R2とMadoは、なぜ同じ手順で接続できないのですか?

Workersの通常のCustom Domainには、Cloudflare上で対象のドメインを管理できる条件があります。workers.dev にCNAMEを向けるだけでは、借りたホスト名の受付と証明書は設定されません。

R2の標準Custom Domainも、バケットと同じCloudflareアカウントで管理するゾーンが必要です。配信ルールだけを変更しても、別アカウントの利用者が登録できるようにはなりません。

さらに同じCloudflareゾーンのWorkers・R2では、banchiの共通配信ルールが先に実行されます。Madoは運営者が個別の配信経路・地図データの除外・管理画面の遮断を設定して動かしました。これは通常接続の提供実績には含めません。

現在の画面からWorkers・R2へ直接接続する方法は提供していません。一般向けの接続方法は検証中です。URL転送を選ぶと転送先のURLへ移動するため、借りた住所のまま公開する方法にはなりません。

Workersの独自ドメイン条件 · 配信ルールの優先順位 · R2の公開条件

アプリ側の設定と、公開前の動作確認

同じアプリでも、URLが変わると見直す設定があります。該当するものだけ確認してください。これは独自ドメインを変更するときにも必要な作業です。

ページ・画像・API
新しい住所のトップと下層ページを直接開き、再読み込みします。画像・CSS・APIが旧URLやHTTPを参照していないか、公開用URLやAPIの接続先を確認します。
ログイン
認証サービスの許可URL、OAuthの戻り先(callback URL)を新しい住所へ更新し、ログイン→再読み込み→ログアウトを試します。パスまで一致させる必要があるサービスもあります。
投稿・フォーム・別ホストのAPI
接続先アプリの許可Origin・CORS・CSRF設定へ、必要な新しいURLだけを登録します。実際に送信し、エラー表示だけでなく保存結果も確認します。CORSを一律に解除する方法は使いません。
人間確認(Turnstileなど)
ウィジェット所有者が借りたホスト名を許可対象に追加します。Turnstileでは https:// やパスを付けません。banchi.app 全体の許可は他の利用者も含むので避けてください。新しい住所のフォームで確認します。
Cookie・セッション
CookieのDomain属性を省略し、自分のホストに限定します。親の banchi.app を指定しないでください。異なる借り手の住所もブラウザでは「同じサイト」と扱われ得るため、SameSiteだけに頼らず操作元を検証します。__Host- Cookieを使う場合は Secure; Path=/ を付け、Domain属性を付けません。
WebSocket・動画・ファイル
使っている場合は新しい住所で接続・切断・再接続、再生、必要な部分読み込みまで確認します。DNSの成功だけでこれらの動作は保証されません。
HTTPS・ブラウザ
証明書警告なし、スマートフォンでの表示、重要な操作後の再読み込みを確認します。証明書警告を無視して公開完了にしないでください。

Turnstileの許可ホスト · CORS · Cookieの範囲

うまく動かないとき

「接続中」のまま変わらない

公開先へのホスト名登録と、banchiに保存した接続先を照合します。公開先のDNS確認・証明書発行の状態も確認してください。反映前に設定を繰り返し消すと原因が分かりにくくなるため、診断結果を確認してから再確認します。

rootをまだ設定していない場合はDNS_SAVED、ログイン必須の401やHEAD非対応の405などではHTTPS_REACHEDを表示します。認証を外さず、診断の違いとブラウザでの動作を確認してください。

証明書エラー、HTTPSが開かない

公開先に借りたホスト名の証明書が発行されているか確認します。公開先が指定する所有確認を完了し、DNSの名前を再確認してください。banchi側の診断がCAAの問題を示した場合は運営へ報告してください。

「接続済み」なのにログイン・投稿が動かない

アプリ側の確認へ進んでください。接続診断は、2系統のDNSとトップへのHTTPS HEAD応答(200〜399)までを確認します。転送先のページやフォームを自動で操作しないため、アプリ側の設定不足が残る場合があります。

別のサイト、古い内容、banchiの案内が出る

接続先のプロジェクト、ホスト名登録、公開済みの版を確認します。DNSや公開先・ブラウザのキャッシュも影響します。Workers・R2の場合は現在の接続制約を確認してください。

確認用TXTやネームサーバーの欄が見つからない

Web用のTXTはDNSの個別設定で追加できます。プリセットだけでは表示されない項目があります。NS変更やMX・SPF・DKIM・DMARCなどのメール設定は提供していません。購入前に、必要な種類・名前・件数が対応範囲に入るか確認してください。

解決しない場合は不具合報告フォームへ。ホスト名、公開先サービス、発生日時、操作、診断コードを記載してください。GitHubアカウントは不要で、内容は非公開で扱います。パスワード、秘密鍵、Cookie、ログイン用リンクは送らないでください。

使えるDNSと、独自ドメインとの違い

現在設定できるもの
借りたホスト名と配下の複数階層に、A・AAAA・CNAME・Web用TXT・CAA。標準5件で案内用レコードも数えます。利用者の接続用A/AAAA/CNAMEはDNS-onlyで、banchiはサイト本文を中継しません。詳しくはDNSの個別設定へ。
現在設定できないもの
MX・SPF・DKIM・DMARCなどのメール設定、NS委任、ワイルドカード、他の利用者の住所への設定。サブドメインという仕組みの禁止ではなく、現在のbanchiの提供範囲です。
所有権と継続利用
契約期間中のサブドメイン利用権です。親ドメインの所有権や、他のレジストラへ同じ名前を移管する権利は付きません。親ドメインのDNS・契約・評判による影響は共有され得ます。
メール・証明書・ブラウザの境界
メール用のMXなどは設定できません。証明書発行上限や同一サイトの境界を親ドメインで共有する場合があります。親全体のCookieや認証許可を使わず、借りたホスト単位で設定してください。
通信費と防御
通常接続のサイト配信費とアクセスへの対処は公開先の契約・設定に従います。banchiの料金にはサーバー利用料や公開先の無制限な通信・攻撃対策は含まれません。

接続先の変更・更新停止・利用終了

接続先を変えるときは、新しい公開先に先にホスト名を登録し、banchiの接続先を変更して確認します。DNSの切替中は古い接続先へ届く場合があります。旧公開先の削除は切替確認後に行ってください。

料金は1住所ごとに年額500円(税込)。同じメールで複数保有でき、契約と更新日は住所ごとに独立します。「自動更新の停止へ」で対象住所の契約を確認し、Stripeで停止を確定します。支払い済み期間までは利用できます。

利用終了時は、先にbanchiで「接続をやめてパークに戻す」を選び、接続DNSとTXTの削除・反映を確認します。その後、公開先のCustom domain、認証サービスの許可URL、Turnstileの許可ホストを解除してください。公開先の登録だけ先に消すと、DNSが残る間に第三者がその公開先で住所を登録できる場合があります。

GitHubのアカウント/組織にあるVerified domainsの所有確認登録も別途解除します。解除できない場合や、banchi側で編集できない状態の場合は、住所の再貸出前に運営へ連絡してください。再開が必要な場合もご相談ください。

利用期間・解放までの詳細は利用規約へ

このマニュアルで確認した範囲

公開先の仕様は変わることがあります。画面の指示がこの手順と違う場合は、公開先の公式案内と必要なDNSの種類を確認し、不明点を運営へお知らせください。